みなさんはじめまして。
バンダイホビー事業部企画開発チーム内田です。
「マクロスF」シリーズなどのプラモデルの開発を担当しております。
さて、先日行われた『2012全日本模型ホビーショー』を機に「プラモデル 完全変形1/72VF-1」の開発をついに発表させていただきました。
これから商品の発売までこのブログで情報発信していきますので是非皆様も商品の発売までを一緒にこのサイトで見守っていただけると幸いです。
よろしくお願いします!
今回は記念すべき第1回目のブログということでVF-1の開発の経緯と近況をお話していきたいと思います。
2008年、マクロスFシリーズの「1/72 VF-25メサイアバルキリー」の商品を開発した際に、ファイター・ガウォーク・バトロイドと複雑な三形態完全変形を実現することができました。これをきっかけに、進化を続けている、バンダイのプラモデルの現在の技術力で最高峰のVF-1を作ってみたいという思いを抱くようになりました。
そして、このマクロス30周年のタイミングに、バンダイの記念企画として完全変形プラモデルとして開発をスタートすることとなりました。
VF-25はCGで作成されていて変形機構が盛り込まれていますが、そうではないVF-1をいかにプロポーションの破綻なく維持し変形させるかが今回の商品のポイントになってまいります。(ホビーショー会場でも、お話させていただいたお客様から同様の声を沢山いただきました!)
また、ただ変形させるのではなく設定にある脚部の移動ギミックやバトロイド形態でのアクション性も重視したいと考えております。その他にも色々考えていますが、まだ検証中なことも沢山ありますので、今後、このサイトでご紹介していきたいと思っています。
そして近況ですが、
先日、記念すべき一発目のファイターモードのCG画像を河森監督にご監修いただきました。
この時ご覧いただいたCG画像とは、ホビーショーのパネルにも使用したものです。
まだ立体試作がない状態でファイターモードとしての形状のチェックをいただきました。
監督から多くのアドバイスをいただき、ここからさらに改良を加えていきますので、進化していくVF-1にご期待いただきたいと思います。
次回の立体物の監修にはホビージャパン、電撃ホビーマガジン、モデルグラフィックスの編集担当の方々にもお声がけしてお立会いいただき、商品への要望や課題点などを、河森監督を交えてざっくばらんに意見交換ができればと思っています。
長くなってしまいましたが、皆様の期待に応える商品にしていきたいと思いますので応援よろしくお願いいたします。